薬剤師と逆襲
薬事師と対人恐怖症の続きです。
その状況では、患者と接する事が出来ないと、私は患者と接する事がない場所での仕事が中心になりました。
薬剤師として患者の役に立てていない状態に歯がゆく感じながらも、その状況を抜け出すために努力しながら日々を過ごしていくしかありませんでした。
しかし、ある時、その様な事態になってしまう切っ掛けになった先輩が大声で私の悪口を吹聴している場面に出くわしてしまったのです。
私の存在に気付いた先輩は一瞬気まずそうな顔をしましたが、開き直ったかの様に私の事を攻め立てて来たのです。
他の薬剤師の方は、必死に止めようとしてくれていましたが、どんどんテンションが上がってきているのか、目をひん剥いて鬼の様な形相で攻め立て続けたのです。
そうしている中で、私にもついに我慢の限界がきました。
その先輩に掴みかかり平手打ちをしてしまったのです。
人を叩いた事がなく、それどころか人と言い争った事すらもない私が、その様な行動に出た事に、何よりも自分自身が驚きました。
その先輩は、一瞬静まったものの、その後も何やら騒いでいましたが、自分でも驚くほどに心が落ちついていて、先輩を無視してそのまま親類に退社する旨を伝えにいったのです。
薬剤師と無職生活に続きます。